能無いモノローグ

キュレェの Playground

眼瞼下垂の手術を受けてきた

はじめに

どうも、キュレェです。 長年 (といっても 2 年くらい) の悩みであった先天性の眼瞼下垂を治療(改善?わかんないけど以後は治療でいきます)するための手術を受けてきたのでレポを書こうと思う。

証明写真を撮るときに目の非対称さに気づいたわけだが、フォロワーの女オタクに「それって眼瞼下垂だよ」って言われて以来そこそこ悩んでいたので、手術ができて嬉しい。

サムネイルに自分の目の画像が出てくるのはキショいのでなんかフリー素材とかないかなと思ったら、いらすとやにはちゃんとあるらしい。すごい。

診察

俺が診察を受けたクリニックは眼瞼下垂治療で高名なところらしく、予約をしようとしたところ一ヶ月先と言われてしまった。精神科よりは予約は取りやすいだろうが、そのへんは覚悟しておいたほうがいい。

診察は瞼を抑えてどれだけ目が開くかの力を見る感じだった。俺は正常な人間の半分ほどしか開かなかったゆえ、しっかり眼瞼下垂診断がおりた。

俺はあくまで左目の眼瞼下垂へ注力していたが、程度が違っても両目が眼瞼下垂で、片目を改善してもあまり意味がないらしい。よく考えると女装自撮りを上げるたびに「眠そうだな」とか言われていたのは、これのせいだったんだなと痛感した。

診察後は手術前に確認が必要らしい血液検査を受けさせられたが、特に異常はなかった。

血液検査は 3000 円くらいだったのだが、なぜか預り金として 10000 円徴収されて懐がかなり危うかった。

手術

手術日にはもう学校は終わっているだろうと思っていたが、全然そんなことはなかったのでサボって手術をした。もうサボりに抵抗がなくなっている。

俺の ICOCA には全然金が入っておらず、財布にも金が入っていなかったため財布には 50 円を残してギリギリでチャージをした。腹が痛いのでトイレに向かったが、このときチャージ機に ICOCA を忘れており、駅員に余計な書類を書かされるハメになった。すみませんでした。

クリニックまでは家から 1 時間くらいかかる。母方の祖父の葬式をやったホールがかなり近く、クリニックまで歩くときに毎回その葬式のことを思い出してしまう。

クリニックにつくと、顔を洗ってから施術をする医師に瞼へデザインのための線を描かれる。なんか美容整形っぽかった。

その後手術台に寝転ぶと、麻酔用の目薬を刺された。目が麻痺する感覚はなく、なんか気持ちよかったが、その後さらに強い麻酔をするために瞼の表に麻酔を打たれ、さらに瞼をめくって裏にまで打たれたときには痛すぎて身体をバタバタしそうになったが堪えた。

その後は麻酔が効いてきたのか、特に痛みはなくパチパチという音が聞こえてくるだけで何をしているのかはあまりわからなかった。そのため、恐らく別の処置を始めるだろうタイミングで毎回「これって今何してる感じですか?」という質問を行っていた。あまりよろしくない気もする。俺はかなり自身の手術シーンに興味があったので、「ダメ元なんですが手術中って撮影とかできないですかね?」みたいな質問もしたが、「......それはちょっと厳しいかな」と言われてしまった。なんか YouTube に上げるとか思われてたら癪だな。

目の中に器具を突っ込まれたときはかなり死を覚悟したが、言うほど痛みはなかった。 瞼をぐいぐいとしていると思ったら縫い終わって終了。薬を処方されて帰宅した。

処方された薬の一覧は以下である:

1 つ処方された。瞼の上に塗るやつ。以前スライサーで親指の先を吹き飛ばした際にもらった軟膏と同じものが処方されてアツかった。これを塗っていると患部を洗わなくても臭くならなかったことを覚えている。クリニックでは「もし濡れたりしたら塗ってください」と言われたが、怖いのでちょっと触るたびに塗っている。

1 つ処方された。殺菌作用のある目薬らしい。「1 週間で効果がなくなるので早い目に使い切れ」と言われたが、これには語弊がありそうで、恐らく耐性菌が出てくる前に使い切れという話だったのだろう。眼瞼下垂手術後だから瞼を触れないためどうやって目薬を入れるんだよと思ったが、手術後だからこそ瞼がかなり開いて触れなくても入れられてすごかった。

9 錠処方された。飲んだことのない抗生物質だった。以前皮膚科で処方されたロキシスロマイシンはアクネ菌も殺すが、これはそんなことないらしい。へえ。

3 錠処方された。言わずと知れた抗炎症剤。飲んで爆睡した。

つかこれら、処方箋ではなくその場で処方されたんだけど、おくすり手帳とかってどうなってるんだ......

結果

もちろん、眼瞼下垂の手術をしたという文章だけだとつまらないので、手術前後の経過画像も添付する。オタクのグロい目を見たくないという諸君はブラウザバックされたい。とはいえ、このような 感じではないです。割とこうなっている人を見かけるので、実はメチャメチャ名医だった説があります

































手術前

左目がかなり下がっている。これは恐らく生まれつきで、幼少期の写真を見てもこうなっている。女装する際にはアイプチで整えていたが、流石にめんどくさかった。

手術後 0 日

糸はこんな感じです (全体を縫わずに 3 点くらいでとめている?):

手術後 7 日 (抜糸後)

手術後 30 日

貼ろうとしたけどマジで変わらなかったから割愛

金額

俺は保険適用の手術 (切るやつ) を受けたので 3 割負担だと 44000 円くらいで受けられる。 しかし、さらに俺はギリ 18 歳の年に手術を受けられたため、大阪府こども医療費助成制度 が適用されて 500 円で手術が受けられた。あまりにもデカすぎるだろ。お困りのギリ成年オタクは受けたほうがいいです。

手術後の経過観察

手術後 1 週間後に抜糸があった。身構えていたが本当に毛を抜くくらいの感覚で終わった。10 分くらいで終わる。 1 ヶ月後に診察を受けないといけなかったのだが、5 分見て終わりみたいな感じだった。これに関しては行く意味ねえだろ!?

まとめ

眼瞼下垂に悩んでいるガキは、ガキ向け医療費助成制度が効くので保険適用のやつを受けたほうがよいし、ガキじゃなくても保険適用なんで受けたほうがいいです。おしまい